スタッフブログ
2016.05.10
ベバストFFヒーターのオーバーホール
ベバストFFヒーターとはエンジンが停止中でも室内を暖めておける
FF式のヒーターで冬のキャンパーの必需品。
これがFFヒーターです。写真右はカットモデル
![](../../../../../images/blog/staffblog/2016/03/images20160510115823.jpg)
弊社は長年ベバストFFヒーターの正規ディーラーとして年間300台以上の
販売と取り付けの実績を持ち弊社にはベバスト社公認の整備士が常駐しております。
FFヒーターのオーバーホールは今がオススメ!
冬の間に酷使したFFヒーターの出番も少なくなり
次の冬まで稼働させない今こそメンテナンスに最適の時期です。
分解整備の目安は稼働約1000時間または取り付けから5年。
私のリラックスワゴンにもベバストFFヒーターを取り付けていて
冬の4か月間は毎日約2時間、休日になると8時間以上運転をし
一度のトラブルもなく5年以上正常に動いてくれていますが
最近気になっていたのが着火時の破裂音と黒煙。
着火が上手くいかずアフターファイヤーのような状況なのか
マフラー内部でポンポンと弾けるような音と共にススの塊が
排気口から落ちてくるようになり、排気音もヒューヒューと
高い音が鳴るようになったのでオーバーホールを行いました。
ヒーターを外し、早速分解すると
バーナーには焼けて硬くなったススがこびりついていて
新品のバーナーと比べるとご覧の通り。(写真左上)
燃焼室には長年のススがびっちり堆積していて(写真左下)
丁寧にバーナーと燃焼室のススを取り除いて(右上)
写真下がビフォーアフター。
![](../../../../../images/blog/staffblog/2016/03/images20160510115818.jpg)
熱と経年劣化により脆くなったマフラーが付け根からちぎれてしまったので
マフラーとサイレンサーも交換。
マフラー内部にもススが溜まり排気効率が悪くなるので
できればオーバーホール毎の交換がオススメです。
ガスケット当たり面をオイルストーンで研磨して
ガスケットを新品に交換して規定トルク値で組み上げて取り付け、試運転。
すると排気音が明らかに太く元気になり燃焼し切っている印象でした。
使わないシーズンでも月に一度は全開で30分程度運転をさせることが
ヒーターを健康に維持させるための一番簡単なセルフメンテになります。
日頃からメンテナンスを心がけていれば使いたい時に使えず慌てなくて済みます。
使いたい時期にトラブルがあると、実例として時期的に修理が混み合っていて
状況によっては冬の間使えない!ということになります。
そうなる前にメンテナンスされることをお勧めいたします。
専門知識を要するベバストFFヒーターの取り付け及び分解整備は
ベバスト社の行う講習を受講し認定を受けたディーラーにお任せください。
正規販売店以外での取り付けや分解整備はメーカー保証対象外となります。
また弊社では出張によるメンテナンスも行っておりますので
お気軽にお問い合わせ下さい。
キャンペーン期間中はコンピューターによるヒーターの診断と
電装系の点検を無料で行っております。この機会にぜひご利用ください。
分解整備基本料金
ガスケット、分解整備費込み¥19,800
出張の場合は別途出張費、交通費がかかります。
オプション
マフラーパイプ800mm¥2,500
サイレンサー¥4900
バーナー(ガソリン)¥18,000
グロープラグ¥17,000
上記税別
ご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
(有)かーいんてりあ高橋
026-285-6390 担当:竹前